2020年からはじまった満足度調査
すこし古いメディアの記事をよんでいましたところ、J.D.パワー ジャパン社が「2020年新電力切り替え満足度調査」というものをはじめて実施した結果が掲載されていました。
J.D.パワー 社といえば、顧客満足度に関する調査やコンサルティングを手掛ける世界的に有名な企業です。
調査対象は、関東・中部・関西の3地域で1年以内に新電力に申し込みをしたユーザーを対象とし、期間は2020年5月に実施したそうです。
2020年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、巣ごもり生活や在宅勤務が増え、家庭で使う電気代が非常に多くなりました。
短期間の調査とはいえ、新電力を扱う弊社としては大変興味深いものです。
結果の要点は以下のとおり。
- 各地域60%(全体平均では70%)以上が例年よりも電気代が増えたと回答
- 新電力の申し込みチャンネルは、「電力会社のホームページ」が約4割と最も多く、次いで「店舗/代理店/街頭イベント」が約3割、「訪問販売の営業担当者」が約1割。
- 電力会社のホームページや比較サイトから申し込んだユーザーは満足度が高く、対面サービスによるもの(営業・店舗・代理店等)は満足度が低い。
やはりWEBからの申し込みが強いという結果になりました。
対面の場合、進められるままに契約するケースも多く(特に日本人は)、メリットを享受できたかわかりづらいのかもしれません。
弊社もいくつかの新電力事業者の代理店をしていますので、参考になりました。
満足度の高い新電力事業者は「楽天でんき」
さて、肝心の「総合満足度ランキング」の結果は以下のとおりだったそうです。
<関東エリア>
第1位:楽天でんき
第2位:ENEOSでんき
第3位:auでんき
<中部エリア>
第1位:楽天でんき
第2位:auでんき
第3位:東邦ガスの電気
<関西エリア>
第1位:楽天でんき
第2位:eo電気
第3位:auでんき
これはおどろきました。すべての地域で「楽天でんき」が第1位です。
高評価とされたポイントは、
- 「加入(切り替え)による節約効果」
- 「電気使用量や利用料金の確認方法/確認ツール」
- 「契約者向け特典のよさ(ポイントプログラム、他サービスの割引等)」
とのこと。
楽天でんきは、楽天モバイル社が手掛けるエネルギー事業で、2018年から家庭向け電力サービスを提供しています。
単価がお得なだけでなく、あの「楽天ポイント」も付与されることも、満足度の高さのひとつかもしれません。
ちなみに弊社経由では、楽天でんきの法人向けサービスのご相談にのらせていただいております。
某大手通信事業者系の法人向け新電力をご利用になられているユーザー様へご提案した際、かなり前のめりになっていただいた実績もあります。
ご興味おありの事業者様は、ぜひお問い合わせフォームからご連絡おまちしております。